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どうぶつかくれんぼ
こんにちは、エコルド箕面西小路教室の岡本です。
朝晩はだいぶん涼しくなり、たくさん動いて遊びやすい季節になってきましたね。今回もみんなで一緒にできる遊びについてお話させて頂こうと思います。
前回のみんな遊びのブログでは、「ひっくり返しゲーム」のお話をしました。ひっくり返しゲームはルールが単純なので遊びやすく、アンパンマンも登場するので小さい子にも大人気!の遊びです。ルールを守ってお友達と一緒に遊ぶことの楽しさを知るだけでなく、カードをめくる時の姿勢によって足腰の強化にもつながります。
今回ご紹介するのは「動物かくれんぼ」という遊びです。
「動物かくれんぼ」とは、教室内に動物のカードを隠し、かくれんぼしているように見立てて、子ども達に隠れている動物を探してもらおう!という遊びです。
![](http://d2i.jp/wp-content/uploads/2022/10/図1.jpg)
遊び方は簡単♪
①教室内に動物のシルエットカードを貼ります。(このとき、動物がかくれんぼをしているかのように少し隠して貼ると、子ども達も一生懸命探してくれますよ。)
![](http://d2i.jp/wp-content/uploads/2022/10/図2.jpg)
②探す動物の写真を子ども達に1枚ずつ渡します。
![](http://d2i.jp/wp-content/uploads/2022/10/図3.jpg)
③自分の持っている動物と同じ動物が見つかったら、隠れている動物シルエットと持っている写真をマッチングするように貼ってもらいます。
![](http://d2i.jp/wp-content/uploads/2022/10/図4.jpg)
遊び方はこれだけ!簡単に遊ぶ事ができます。
準備するものも、教室内に隠すシルエットの動物カードと、子どもたちに配る動物の写真カードだけです。
遊びに使用する好きな動物を選んで、子どもたちに配る写真カードと写真を鉛筆やマジックで塗りつぶしてシルエットカードを作りました。カードをラミネートすることで丈夫になるのでガムテープを使って壁に貼ったり、カードをくっつけやすくなります。シルエットカードと子どもたちに配る写真カードにマジックテープをつけると動物を見つけた時に貼り合わせることができますよ。
![](http://d2i.jp/wp-content/uploads/2022/10/図5.jpg)
この「動物かくれんぼ」の遊びを実施する狙いとしては
①ルールを守って、お友達と協力しながら楽しくみんな遊びに参加する。(協調性)
お友達と一緒に遊びに参加することで、お互いに教えあったり、助け合う姿が見られます。お友達と一緒に遊ぶことで、より楽しんで参加してもらえたらな…と思っています。
②繰り返し行うことで、ルールを理解し、行動する。(理解・模倣)
最初はルールの理解が難しい子どももいます。しかし、繰り返し同じ遊びをしたり、お友達が遊んでいる様子を見ることで、段々ルールを理解することができ、一緒に楽しんで遊ぶことができるようになります。お友達と一緒にルールを守って遊ぶことの楽しさを知ってほしいと思っています。
③同じものと違うものを見分けられるようになる。(観察力)
隠れている動物の中には、見た目が似ている動物もあります。似ている動物もいてるたくさんのシルエットの中から、自分が持っている写真と同じ動物を探すため、細かい違いを見分けなければなりません。じっくり見ることで観察力をつけることができるようになります。 ④コミュニケーションを育む
子ども達の中には、なかなか探している動物を見つけられないこともありますそのような時に、他のお友達が「ここにあるよー」と声をかけてくれたり、「どこにいるんだろう?」と言いながら一緒に探してくれたりすることで、自然にお友達とコミュニケーションを取れるようになります。
このように、遊びを通してコミュニケーション取ることや、お友達と一緒に活動する楽しさを知っていってもらえたらな…と思ってこの遊びを考えました。
今回は隠す動物カードをシルエットにしていますが、小さい子どもの中にはシルエットだと難しい場合もあります。そのため、裏面に子ども達に配るのと同じ写真カードも用意し、どちらでも遊べるように準備しました。
![](http://d2i.jp/wp-content/uploads/2022/10/図6.jpg)
隠す場所も最初慣れるまでは、分かりやすくて見つけやすい場所に動物たちの絵を貼り、慣れてきたら見つかりにくい場所に隠したり、向きを変えて(縦向きに貼ったり、上下逆さまにして貼ったり)貼っても面白いかもしれませんね。 また、難しくしようと思ったら似ている動物(馬とシマウマなど)を選ぶと、じっくりと見比べなければ判別できないので、とっても難易度が上がります。 複数回繰り返して遊ぶ場合は、1回目と2回目で隠す場所を変えることで子ども達もいろんな場所を探し回って、楽しんでくれます。 基本的には、教室内の壁や掲示してある壁面の飾りの横、平均台の隙間など動かさない場所に隠していますが、たまに職員の背中など動くところに隠すようにしても面白いですよ。子ども達は「あれ~、ないよ?」と言って一生懸命に探した後に見つけるので、見つけられた時は大盛り上がり!職員を追いかけまわして貼りに行こうとしてくれます(笑) また、遊びの中にも子ども達の成長につながる内容や、学びに結びつくことを考慮して、今後も新しい遊びを提案していきたいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございました~!!