お知らせ
児童発達支援管理責任者のやりがい
児童発達支援・放課後等デイサービスを設置するには必ず児童発達支援管理責任者が必要。仕事の内容に関してはガイドラインに載っているのでみていただいたらいいかなーと思うんだけど。
読んでみて!→児童発達支援ガイドライン
「大変な仕事だっ!」と思っている人が多く、なってくれる人がなかなかいない現状。エコルドでもずーーーっと求人出してるけど全然応募がない笑
人気薄すぎる。。。楽しい仕事なんだけどなー。
個別支援計画を作ったり、モニタリングをしたりするには子どもたちのアセスメントをしないといけない。それには子どもを観察しなければいけないわけで。。。観察好きのワタシにとっては楽しいしごとだ。実はワタシ、中高生の時から地元のドムドムや渋谷のセンター街のマックの2階から下を歩く人々を観察するのが好きでした。観察してアテレコして想像して楽しむ、という。。。やばい趣味があったのです笑 やばいやばい。
その後就職した美容業界でも、顔の造作や体型を観察してどうしていくか、この人の希望をかなえつつどうやったら綺麗に見えるのかを考えるのが楽しすぎた。
お客さんの顔がお金に見ててきて、このままだと人としてどうかなーと思い美容業界をやめてこの業界に転職した時、理学療法士の人に「アセスメントするには観察が本当に必要で大事なんだよ」と教えてもらって「やばっワタシ向いてるかも」と思った笑
そしてその予想通り、ワタシは意外にこの仕事が向いていて楽しいのだ。変わってる?
中には児発管になった途端に「しんどいですー」とか言って来る人が多いけど「え?何が?」と思う。そういう人は児発管になった途端に事務仕事に追われて事務所から出てこない人が多い。今まで通り、子どもたちに関わればいいのに〜。
ワタシ的にはしんどいよりも面白さの方が勝る。全く話せなかった子が1音でも発することができた時、コミュニケーションが苦手でごめんねが言えなかった子が言えた時、他にも言い出したらキリがないが、昨日までできなかったことができるようになったり、成功しなくてもその途中までできるようになっていたり、頑張ろうとしてたり、そんな姿を見つけただけで嬉しいし、他のスタッフがその場面を目撃して報告してきたりすると1番に見れなかったので悔しい笑 もう1回やらせようと大人たちはよってたかって子どもと関わろうとする。ワタシたちが子どもたちと関われるのはその子の人生のほんの数年。この子達の長い人生の中のほんの一部で覚えてないかもしれない。でもとっても大事な幼児期だ。ここでの周りの環境や接する人たちによって子どもたちの将来は大きく変わってくるだろう。
だからたくさんいろんな経験をして、楽しみながら苦手なことも訓練して成功体験を積んでほしい。そのためには色々考えて子どもたちをフォローしていきたいと思っている。
そしてもう1つ大事なことが「家族支援」だ。主にお母さんとお話しすることが多いけど、本当に悩んでいてそれを他の人に言えなかった、という方がめちゃくちゃ多い。ワタシは臨床心理士でもなく、理学療法士などの医療専門職の資格も持ってない。どうしても国家資格が必要と言われて一夜漬けで覚えて試験に挑んだ介護福祉士の資格しか持ってない。だからこそ、論文読んだし、勉強もしたし、大学の先生たちとつながって自分ではどうしようもない時にいつでも相談できる体制を自分で築いてきた。
なんか「これでよかったのかな〜?」と思うことしかアドバイスできない時もあるけど「声を聞けただけでよかった、安心した」と言ってもらえるととっても嬉しい。本当にピンチ!と思った時に気軽に相談できる人でワタシはずっといたいな、と思う。
保護者の方々から相談されて、ワタシもさらに調べたり誰かに相談して学ぶことも多く、すごく自分のためにもなっているな〜と思ったり。その知識が、例えば初めて見学に来た保護者さんの悩みにピンポイントでアドバイスできる時もあったり。
「家族支援」と共に「保育所・幼稚園・学校との連携」もとても大事。せっかく療育に通っているのに、子どもが一番多く時間を過ごす日中の場所でそれを共有できないと意味がないかな、、、と思う。
先日訪問した幼稚園で「エコルドさんでは今日見てもらったような様子はないってことですよね?でもじゃあなんで療育に通ってるのか意味があるんですか?って素人的には思っちゃう。療育に行くことで幼稚園でも穏やかに過ごせるようになって欲しいのに。」と言われたことがあった。「確かに!!!」と思った。だよね。だってエコルドの先生たちは保育プラス病気や療育方法の知識もある、そういった困った様子が出る前の環境設定や声掛けで防ぐこともできているのだ。そこで、先生には今のその子の状況と困りごととそれに対してワタシたちがしている療育の内容をお伝えして、続けていくことによって本人が穏やかに過ごせるようになることを目指している話をさせてもらった。
こういうのって実際会って話してみないとわかんないよね。園の先生も頑張ってる。1人の先生で多くの子どもたちを動かしていて、クラスには1〜2名の発達に課題のあるお子さんもいるし、本当に大変と思う。。。そのために「保育所等訪問支援」の直接支援というサービスがあるんだけどこれはなかなか受け入れてもらえず、難しいところだな〜。来年度はもっとこの「保育所等訪問支援」をエコルドで拡大していくことも1つの課題であり目標だったりしています。
とか色々書いていたら、やっぱ仕事の範囲が結構広いな笑
これ以外にも色々やってるしなぁ〜。。。
常に同時多発的にいろんなことが起こり、それを同時に解決していったり並行していろんなことをしていかなきゃいけない今の仕事は1つのことだけをやり続けるのが苦手なワタシにはとても向いていて、忙しいほど楽しかったりするのだけど、これには向き不向きがあるのかも。
エコルドに通い始めた頃に比べて、子どもたちが目をキラキラさせている時・保護者さんがイキイキ楽しそうにしている時、ワタシはこの仕事を続けててよかったなぁ〜と思うのですけどね。
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